ガンダムWものづくし 2p


1.スクライド、SFものでもないくせに、いきなり始まりは宇宙から。

物語の一等最初である第1話のアバンタイトルは、唐突に宇宙から見た地球である。
元神奈川が舞台の作品のくせに、何故にして宇宙?
この疑問は21話であきらかになる。

でも、サンライズ作品だからといったらそれまでである。

2.スクライド、第1話は思いっきり「少女が見た流星」

物語は桐生さんが、飛行機の窓から、カズマを発見するところから始まる。
物語の始まりが、ヒロイン がヒーローの姿を窓から見るというところはWと同じ。
Wもリリーナもシャトルからヒイロの乗ったガンダムを発見したところから始まる。
「少女が見た流星」というのはW第1話のタイトルロール。
そしたら本当にカズマと劉鳳は流星になってしまった。

洒落にならなかった。

3.桐生水守の初登場シーンはリリーナ・アーリアンと一致。

2であげた通り。

4.劉鳳の初登場シーン、ヒイロ・ユイを連想。

劉鳳とヒイロ・ユイは同じ声優様(緑川光様)。
劉鳳の一等最初のセリフは第1話Aパート終わりに出てくる「了解した」
このセリフに誰もが決め台詞「任務了解」のヒイロ・ユイを連想したであろう。
不敵に微笑みながら任務を遂行する妖しい劉鳳に、任務成功で高笑いする妖しいヒイロ・ユイが重なった。

のっけからのこのアブナサに背筋が寒くなった。

劉鳳の3つめのせりふは「やはりおまえはこの社会に必要のない存在だ」
ヒイロもしょっちゅう自分のことをそう呼んでいた。
でもヒイロ、あんたはこの世界に必要な人間だよ、たぶん劉鳳よりも。

5.桐生水守の設定、リリーナ・ドーリアンと合致。

二人とも美人でお嬢様、金持ちで、聡明、でもって、

異常に思い込みが激しい。

二人の設定は同じ。下の1から4を御覧あれ、見事なまでに一致している。
でも、この二人の最後に選んだ道は同じようでいて

全然違うぞ。

5番に注目!
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 【桐生水守】
1、桐生家は本土のお金持ち
2、お父様は世界中を飛びわる本土側を代表とする実力者
3、桐生さんはノーベル賞候補にあがる天才科学者
4、劉鳳を追っかけて、本土からロストグラウンドにやってくる。
5、最後は心配する父を捨て、荒れ果てた荒野で教師?をしながらロストグラウンドの明日を考え、自分の道に進む。

 【リリーナ・ドーリアン】
1、ドーリアン家は学園一のお金持ち
2、お父様は地球側を代表する外務次官
3、リリーナさんはわずか15歳で一国代表を務める天才指導者
4、ヒイロを追っかけて、伊豆から中国へ、北欧から南極と地球中を駆け回り、宇宙にも向かう
5、最後をは亡き父の跡を継ぎ、ドーリアンに戻って、外交官として宇宙の平和に邁進。
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どこが違うかわかるだろうか。
二人はともに最後、自分の選んだ道を進む。そしてともにそこに暮らす国や人のことを真剣に考えている。
けれど決定的な違いは、最後リリーナさんはもともと自分がいた環境に戻り、桐生さんは戻らなかったという点である。

リリーナさんは放浪ものヒイロを追っかけるあまり、自分の社会的立場を自ら捨てるようなことはしなかった。
ヒイロは、リリーナさんがのち世の中を作るよう提言して失踪する。
リリーナさんはその言葉通り(べつにヒイロに言われたからではないであろうが)地球側の代表的立場の一つに、弱冠16歳で就任する。
ヒイロ・ユイはリリーナさんが何に向いているがよくわかっていた。
一方リリーナさんも自分が回りの人から何を要求されているか、自分の置かれている立場がよくわかっている人である。

劉鳳は桐生さんに本土に戻るように言うだけで、本土とロストグラウンドの橋渡しを頼むなどどいうことはもちろん、研究に戻れとすら言わない。普通ノーベル賞候補にあがるくらいの研究者なら、研究に努めよと忠告してもよさそうなのに。
劉鳳は、桐生さんの身の安全を心配するだけで、彼女の才能を真剣に考慮に入れたことがあっただろうか。
そして桐生さんは放浪もの劉鳳をおっかけて、自分の社会的地位を見事に捨てる。

恐ろしく対照的だ。

リリーナさんは常に回りの人間に、自分が何を要求されているか、考慮に入れて生きている人である。
逆に桐生さんは、基本的に回りの人間が自分のことをどう見ているかなんて、気にしていない人である。
なぜならそれは、

リリーナさんは政界人であるが、桐生さんは科学者だからである。 違う?
ヒイロ・ユイはリリーナさんのことをよく掴んでいたが、劉鳳は、桐生さんのことをどこまで掴んでいたのだろうか。

今日ばかりは、桐生さんにはっきりいっておこう。
君は少しはお父様のことを考えよう。
劉鳳もリリーナさんもカトルも今回のことで父を亡くしている。
この3人は父が亡くなったことが人生の重大な転機となった。
君も自分の立場に気がつくのが、そのときでないことを祈る。
せっかく生きている父だ、軽く扱うのはやめよう。

ついでにこれもいわせて下さい。
ノーベル賞候補にあがる科学者が、バラックで子供に分数教えているようではもったいないです。
あなたに政治や経済や外交は出来なくて当然です。
あなたは科学者です。

私は博士大スキーなんです。

専門のアルター研究はどうなりましたか?

それから劉鳳、お前もだ。
ヒイロ・ユイは戦争中でも破壊活動の傍ら、学校にかよっていたぞ。
そして戦後は一般市民として日常生活を送っている。
破壊活動も素晴らしい、君にしかできないことだから。

けどさあ、日常生活もたまにはしましょうよ。

桐生さんとリリーナさんを比べるのはすごい酷である。申し訳ありません、みもりんファン様。

今、みもりんファン様がウインドウを閉じる音が聞こえました。

6.ロストグラウンドを代表する家柄の劉鳳。L-4コロニーを代表する家柄のカトルと同じ。

劉鳳の家とカトルの家(本人ではない)は置かれている社会的立場が見事に一致している。
桐生水守とリリーナ・ドーリアンの家(本人ではない)がそうであったように。
そして、桐生水守とリリーナ・ドーリアンが最後に取った道が似ているようで違うように、劉鳳とカトルも最後に進んだ道は似ているようでやはり違う。こちらは一目瞭然。
五番に注目。
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 【劉鳳】
1、大華僑 劉家
2、ロストグラウンドの実質的支配者の家の跡取り
3、父はその立場が原因で死を選択する。
4、最後、本土に対抗、ロストグラウンドの独立?のため活躍。
5、最後、父なき跡の劉家を継がなかったようだ。社会的立場はロストグラウンド代表ではない。

 【カトル】
1、アラブ系大富豪 ウィナー家
2、L4コロニーの実質的支配者の家の跡取り
3、父はその立場が原因で死に追い込まれる。
4、最後、コロニーの発展と宇宙の平和のため、活躍
5、最後、亡き父の跡を継ぎ、L4コロニーの代表的立場になる。
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劉鳳は桐生さんが桐生家に戻らなかったように、劉家には戻っていないようだ。
カトルはリリーナさんがドーリアンに戻ったように、戦後ウィナー家に戻る。

やはり対照的だ。


あとこれも言わせて下さい。
二人とも見た目は綺麗な顔した坊ちゃんなのに、外見とは裏腹にとんでもないことをしでかす、そのくせじぶんでは

それがおかしいとは少しも思わない

鬼畜な面を持っているように感じます。
ただし、劉鳳はそう見えても実は優しい人、
逆にカトルは優しいようでいて、その実

超鬼畜です。
「ごめん」


今カトルファン様のウインドウを閉じる音が聞こえました。
だんだん読み手が減っていきます。
最後まで生き残れる人、何人いるでしょうか?!

7.劉鳳と水守、カトルとリリーナ。この二組の関係は似ている。

5、6の関係をまとめる。

【スクライド】
本土を代表する立場だった桐生家の水守は、本土の代表的立場にはならない。でも、ロストグラウンドを真剣に考えて生きている。
ロストグラウンドを代表する社会的立場だった劉家の劉鳳はロストグラウンドの代表的立場にはならない。でも、ロストグラウンドのために生きる。
本土、ロストグラウンド、双方の代表者にはならなかったが、ともにロストグラウンドのことを考え、生きた。二人はどのくらいロストグラウンドと本土の平和と発展に、貢献できただろう。

【W】
地球を代表する立場となったリリーナは、宇宙の平和のため邁進して生きる。
コロニーの一つの代表的立場となったカトルは、宇宙の平和に積極的取り組んで生きる。
地球、コロニー、双方の代表者の協力により、宇宙の平和と発展に多いに貢献したであろう。

この4人は懸命に生きている。
違いは社会的立場という点であろうか。
この4人の相似関係は注目に値する。

私は今はじめてカトル×リリーナ(リリーナ×カトル)というカップリングが存在する理由がわかった!

8.サンライズの伝統、仮面の兄さん登場。

ヒロイン思いのゴーグルを愛用したクーガー兄貴に、ヒロインを思う仮面の兄ミリアルド・ピースクラフトが重なる。
今回改めてガンダムWを見返して痛切に感じることは、Wの登場人物が皆一様に大人びていることである。
ストレイト・クーガーも万一スクライドではなく、Wに出演していたら、これほどまでに人気はでなかったかもしれない。
逆に

「馬鹿は来る」←馬鹿はお前だっつーの

の名言で知られるミリアルド・ピースクラフト(ゼクス・マーキス)も、スクライドに出演していたら、もう少し評価は上がったかもしれない。

今、ゼクスファン様のウィンドウを閉じる音が聞こえました。
ミリアルド・ピースクラフト、私に甘えに来なさい。

9.3話で捕まったカズマを助けに向かう君島くん、デュオ・マックスウェルがヒイロ・ユイを助けに行ったのを連想。

Wでも、3話で連邦ビルに捕まったヒイロをデュオが助けにいったけ。
カズマと君島くんが上げ橋の上から飛び降りるところは、ヒイロとデュオが連邦ビルから飛び降りるシーンと重なったよ。
君島くんとカズマは腹心の友あるのは疑いようのない事実であるが、ヒイロとデュオはどうだろう?

私にはどうしても、ヒイロ・ユイがいっしょにいて一番やりやすい相手は、トロワ・バートンで、一番その能力を高く評価しているのは、カトル・ラバーバ・ウィナ―であるような気がする。
ヒイロ・ユイは物語最後になっても、

デュオ・マックスウェルは悪いヤツではないが、うるさくてかなわんな

でも、まあ腕はたしかだ、と思っているようにしか見えない。

今、デュオ×ヒイロ、ヒイロ×デュオ派様のウインドウを閉じる音が聞こえました。
「ヒイロ、また会おう!」



ヒイロに冷たくされても、がんばるデュオが好きだ、デュオに追っかけられて、迷惑顔のヒイロが好きだ。

10.第6話、まとまりのないネイティブアルターをまとめる君島くんにまとまりのないGチームに苦労するカトル・ラバーバー・ウィナーを思い出す。

君島くんは偉かった。あのカトルと肩を並べられる人なんてそうそういないぞ。
ネイティブ・アルターのみつあみの野球帽のリン君は、デュオにちょっと似ていた。

11.カズマに憧れる一方で、カズマのおかげでいつもひどい目にあう君島くんに、ヒイロ・ユイのおかげでひどい目をみるデュオ・マックスウェルを思い出す。

始めのうちはこれをネタにしようと思っていた。そしたら本当に死んでしまった。
ネタどころの騒ぎではなかった。
3日間寝込んだ。君島くんは心の聖域に永遠に封印された。

「のちのアルター使いのために・・・」

君島くんとワーカー特使に黙祷。

12.第8話、スパッツをはいた劉鳳、ヒイロ・ユイを連想。

ヒイロはスパッツを愛用していた。
スパッツといのはヒイロ・ユイ至上派にとって大切なアイティムらしい。

でも、私は恥ずかしい格好だなぁといつも思って見ている。

今ヒイロ至上主義様のウインドウを閉じる音が聞こえました。
あとどのくらい残っているでしょうか?

13.「俺だけの敵」を見つけた劉鳳、「俺の敵は何処だ」のヒイロ・ユイを連想。

俺の敵を見つけた劉鳳の顔は、ゼロの幻覚に狂わされたヒイロの顔より、はるかにイちゃっている。

14.第9話、巨大ロボットスーパーピンチクラッシャー登場

■合体コンセプト
スーパーピンチは、ピンチバードを呼び出し、超ピンチ合体をし、グレートピンチクラーシャーに変身する合体型のロボットである。
ガンダムWには合体するというコンセプトはない。
このスーパーピンチが放映されたのは、25年前(作中時間)である。
現実時間で考えると、同時期に合体モノコンセプトを完成させたコン・バトラーVというロボットアニメがある。(参照・下)

コン・バトラーVは、五人のパイロットが操縦する戦闘機が、合体して一つのモビルスーツを完成させるという画期的なアイデアを盛り込んだロボットアニメだった。
5人のパイロットはそれぞれ個性的であるが、皆協力して一つのモビルスーツを作り、敵と戦う。
ガンダムパイロットのあの五人が、合体して一つのガンダムと作るというのは、

考えただけで、虫唾がはしる。やめろ。

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■装備
パワードライフルはWのバスターライフルに相当。
デインジャーハザード、ラストチャンスソード、ピンチガード、逆転閃光カッターなど、のちのロボットものの標準装備を、早くも25年前に完成させていたのは驚嘆に値する。

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■夢の共演
それにしてもこのスーパーピンチ実によく出来ている。
サンライズ英雄譚3でガンダムと戦わせたい。個人的には

「弾切れか、早かったな、俺の死も」

の名言で知られる、ガンダムヘビーアームスのパイロット トロワ・バートンを希望。
ハザード連弾とマシンキャノンのどちらが先に弾切れするか楽しみだ。

ついでのタケコプターでくるくる回るカズマと

くるくる回るヘビーアームス

の対戦も見たい。

大事に扱えよ、お前の体をな。

もひとつついでに、エピオン搭乗のピイロ・ユイとサスペンダーの劉鳳の対戦も見たい。

ヒイロ 「俺の敵は何処だぁーー」
劉鳳  「見つけた…俺だけの敵だ…」


緑川光様の声優生命を賭けた迫真の演じわけに期待がかかる。

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■コン・バトラーVに関する余談 
超電磁ロボコン・バトラーV
【放映】76年4月〜77年5月 【制作】テレビ朝日 東映、東映エージェンシー 
お子様向け合体ロボットアニメの古典。強力な電磁波を使って戦闘機が合体するという、人体に対する電磁波の影響が非常に心配なロボット。「ゲッターロボ」で始まった合体モノコンセプトは、この作品で一つの完成をみせる。
でも、女性ファンも多い。それはなぜか?

私の記憶では、ロボットものに5人組みという設定を組み込み、集団ドラマとして見せたのは、この作品が始めてだったように思う。
また、敵方に美形キャラを置き、複雑な設定をもたせることで、敵方にもドラマがあるというのをはっきり描いたのは、この作品(あるいはライディーン?)が始まりぐらいではないか?
なんと、この作品の敵の司令官ガルーダ将軍に声を当てているのは、カーンズ役の市川治様である。
で、何が言いたいかというと、このコン・バトラーVは、同人向け要素をたぶんに含んだ初期のアニメということだ。
今、リバイバルされ、うまく成功すれば(まず不可能)

同人界御用達の作品になることは間違いないであろう。


放映時間は日曜朝9時に決まりだ。
デジモンシリーズ終了後にちょういい。心を一つに、レッツコンバイン!

15.第14話悪を連発する劉鳳、張五飛を連想。

当初はその声、無口、無愛想、無鉄砲ぶりにヒイロ・ユイ2世と思われていた劉鳳であったが、実は中身は張五飛であることが、物語折り返し地点で判明。
自分で勝手に悪だの正義だの断定するところなど、五飛そのままである。
ヒイロはあれでいて回りの状況を把握することに長けている。
あの視野の狭さは五飛以外の何物でもない。

絶影、俺をしかってくれ。

16.そういや劉鳳、中国系だった。張五飛と同じだな。

二人とも大変武術が得意で、単独戦のほうが得意。
もしかして、五飛は劉鳳の子孫だろうか。
そうすると劉鳳は子供をもうけたことになる。
隊長のようにコピーして作ったのだろうか?
それとも普通に?では相手は誰なんだろう?みもりん?

私、かなみちゃんがいいなぁ…。

今、カズかな、劉水様のウインドウを閉じる音が聞こえました。
さようなら。

17.何をやっても死なない劉鳳にヒイロ・ユイを思い出す。

ヒイロ・ユイは50階ビルから飛び降りても死なない、自爆してもしなない、驚異の体力の持ち主だった。

「俺は死なないっ!」
ヒイロの真似なんざ、したくない。

18.第21話、カズマと劉鳳、生身でオペレーションメテオ成功。

しかし、さすがのヒイロもこの二人にはかなわなかった。
生身で宇宙に飛び出し、ホーリーアイ撃墜後、流星に偽装して地球に落下。
もはや自爆どころの騒ぎではない。
カーンズもびっくりである。

BGM / RHYHM EMOTION

19.アシにされ、お守を引き受け、たまを割られ、それでもめげない橘社長に、不幸な常識人デュオ・マックスウェルが重なる。

劉鳳にはアシにされ、みもりんのお世話で奮闘し、カズマやかなみちゃんの心配も忘れず、ロストグラウンド経済復興に貢献し、皆のために大活躍している橘社長。
しかし、そのくせ誰からも感謝されないスクライド1まわりに振り回される人物だ。
でも、橘は全然めげない。悲壮感がない。

あるのは笑いだ。

デュオといっしょだ。
デュオもいつもヒイロ・ユイや科学者たちにふりまわされていた。
デスサイズのパーツは取られ、オズにはボコボコにされ、最後の最後まで、技術者達の面倒をみるはめになる。
でもデュオはいくら貧乏クジを引いても、持ち前の陽気なタフさで乗りきる。
橘だって持ち前の生真面目な天然ボケでへっちゃらだ。

「死ぬぜー」
大丈夫だ、お前ら最後まで生き残った。ヒルデやキャミィの尻に敷かれて、仕事がんばれや。

20.本土の武力制圧に対抗するロストグラウンド、地球側の武力制圧に立ち上がる宇宙コロニーと同じ。

ガンダムパイロットはコロニーのために戦った。
けれど、コロニー市民は、ガンダムパイロットが自分達のために戦っていることを知らないでいたり、誤解していたりする。
市民と実際に戦っている少年達の間にはズレがあった。
ロストグラウンドで奮闘している劉鳳を、ロストグラウンドの住民はどう見ていたのであろう。
そして、ロストグラウンドはどうなったのだろう。

他にもまだあるが、あげていたらキリがないので、第1回目はこれにて終了。
任務完了。
続きは「ガンダムWものづくし その2」で取り上げます。
任務了解。
(…まだやるのか…)
まとめ
1.劉鳳は、見た目ヒイロ・ユイ、中身は張五飛、実家の立場はカトル・ラバーバ・ウィナー。(強引)
2.桐生水守はリリーナ・ドーリアンと同じ状況に置かれながら、最終的に選択した道は違う。

って、こんなこと書いてどうなるんだ?
とりあえず、最後まで残った方、ありがとう。


失敗です。やはり企画に無理がありました。
最初に書いたとおり、読み手がいません。いや、それ以前に

ガンダムWとスクライドを比べること自体、何の意味があるのだ?

という根本的な疑問に取りつかれています。

でもそれを言ったらおしまいである。

しかし、思ったよりたくさんありましたね。第二弾も行きます。
(・・・まだやるのか、これ以上は無理だ)
※ガンオタの方、明らかにこれはおかしい、というところがあったら訂正しますのでご報告ください。
 またWファンの方、勝手なことばかり言って申し訳ありませんでした。お許し下さい。


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