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ジュールの法則
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ガンダム人物ファイル |
●イザーク・ジュール ザフト軍のパイロット。デュエルガンダムに搭乗。アスランにエースパイロットの座を奪われ、彼に対し粘着質な感情を持つ。17歳。 |
●アスラン先生の理科教室 ジュールの法則…電気が流れるとき、発生する熱の量は電力と時間の積に比例します。 ジュールの法則の式 Q = 0.24 IVt (発熱量) (I=電流A)(V=電圧V)(t=時間秒) |
エネルギーの大きさを表す単位は「J」 読み方は「ジュール」 1Jに相当するのは、 ア.1gの静の温度を0.24度上昇させる熱エネルギー。 イ.100gの物体が1mの高さから落下したときの運動エネルギー ウ.秒速1メートルで移動運動する2kgの物体が持つ運動エネルギー エ.1Vの電圧で1Aの電流を1秒間流す電気エネルギー などである。同じ単位で表されることからもわかるように、これらのエネルギーは本質的には同じものであり、交換することが可能である。 (あ、そこのアナタ!今、飛ばして読んだでしょ) この法則を発見したのが、ジェームス・フレスコット・ジュール。 (1818-1889) ジュールは熱の仕事当量測定のほか、電流による熱の発生を研究し、ジュールの法則と呼ばれる電流と発熱の関係を導き出したりするなど、エネルギー保存則の確立に重要な役割を果たしたイギリスの物理学者。 仕事やエネルギーの単位にはジェームス・フレスコット・ジュールの名前を記念してJ「ジュール」が使われている。 今年度よりはじまった新学習指導要領では、エネルギーの単位をJ「ジュール」で統一しようとする試みがもたれている。 これまで他の物体に仕事をすることができる能力を持つことを「エネルギー」を持つと定義していたが、新学習指導要領で「仕事」の項目が削除されたため、「他の物体を動かすことができる能力をもつことをエネルギーを持っている」と定義している。 エネルギーの単位にはこれまでkg重mやg重cmなども使用されていたのだが、それをJ「ジュール」に統一しようというのだ。 しかしながら新学習指導要領が始まって早9ヶ月、教育現場の取り組みも虚しく「ジュール」が日常語として使用される兆しは全く見られない。 エネルギーという言葉がこれほど耳慣れた言葉となっているのに、その単位「ジュール」がさっぱりデイリーユースされないのには泣けてくる。 せっかく「イザーク・ジュール」という名前があるにもかかわらず、もっぱら「オカッパ」としか呼ばれないイザーク・ジュール イザーク・ジュールという名前が流布するのと、J「ジュール」が市民権を得るのと、どちらが早いかに全宇宙の注目が集まる。 |
●アスラン先生の理科教室 ジュール普及のため、これからはエネルギーの単位はJを使用しましょう。 |
でも私はオカッパと呼びたい
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03/01/05