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モビルスーツ
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ガンダムSEED用語解説 | ||||||||||||||||||||
●MS(モビルスーツ) プラント側が開発した2足または4足の装脚型の起動兵器。ニュートロンジャマーの存在により、戦場は核が無効かつ電子兵器の使用が不能となった。そのため太陽電池と燃料電池を使用し、近接戦闘を主眼に置いた兵器の製造が求められた。それがMSである。ザフト軍には陸、海、空、宇宙に対応した様様なタイプのMSが存在する。それに対し地球連合側は5機のガンダムしか建造していない。
19話見ていて気になったんですが、モビルスーツが家の前に止まっているのってどうなんでしょう?自家用車じゃあるまいし。二足歩行のロボットって、直立不動の姿勢で転倒せずにずっと立ってられるのでしょうか?プラモデルなんかだとすぐに倒れちゃうんですが。ジオラマ作ってもモビルスーツ立たせるのに凄い苦労して…。あれ、風が吹いたら、バタっと倒れそうで心配です。「アラ カゼガデテキタワネ」と、アイシャさんが窓を閉めようと窓辺に立ってみたら、ひゅーとモビルスーツが倒れてきて、そのまんまお屋敷ごと押し潰されるじゃないかって。そう思うと、おちおちコーヒーも飲んでいられません。 家の前に2足歩行のMSを立たせておくというのは、危なっかしくて落ち着きません。 まだ操縦者が搭乗している起動中の状態なら、パイロットの操縦テクってことでどんなエクスキュウーズも通用するんでわからなくもないのですが、2話にあったみたいに2足歩行のモビルスーツを起動していない状態で立たせておくのは、どうかと思うのですが。 もし、どうしても立たせておきたいのなら、サイドブレーキをしっかりとひいておいてください。 忘れずにお願いします。 (メールフォームよりいただいたご質問) ●デュエルガンダムは大地に立てるか? 今週のテーマは、Y市のRさんのリクエストにお答えして「モビルスーツは立っていられるか?」です。 今、大勢の方の手がブラウザの戻るに伸びたのが見えました。 本日の更新で、世のSEEDサイトの大半を占める女性向同人サイトさんと、また少し距離が広がりました。 回を重ねることに、着実に距離が広がっていくのが最近は心地よくもあります。 さてこの回、クルーゼ隊のエリートパイロット イザークとディアッカがレセップスと合流します。 イザーク&ディアッカのコンビが使えないことはアルテミス戦で実証済みなので、今回も戦力としてあてにならないであろうことは、あらかじめ予測がついていました。むしろ私としては彼らがどんなへっぽこぶりを披露してくれるか?そっちのほうを楽しみにしていました。もしオカッパが砂地にはまって、沈む!沈む!沈む!と叫び、ディアッカが落ちろ!と叫びながら発射した弾が味方に命中したら笑ってやろうと考えていたのですが、本当にその通りになってしまいました。 デュエルは立っているのも無理っぽかったです。 足つき追っているのなら、次の戦闘場所が砂漠になるであろうことぐらい事前にわかっていたと思うのですが、この二人はジブラルタルで何の用意もしてこなかったのでしょうか?この様子からすると、ジブラルタル基地内でも、重力に慣れず、飲みかけのペットボトルを落っことして床を汚し、食堂のおばちゃんに「空じゃ、エリートだがなんだか知らないけど、あんたら、汚したとこは自分でそのモップ使って拭いといてちょうだい。」と怒られていたことでしょう。基地の人達も今ごろ、問題児二人が出撃してくれて、あーやれやれと羽を伸ばしているころかもしれません。 イザークとディアッカはその場でこれといって設定を調節する様子もありませんでした。それはそれだけキラが優秀なコーディネーターだからということになるのでしょうが、しかしなんでもかんでもコーディネイターだからの一言で済ませてしまうのは、つまらないので、どうでしょう、キラのプログラミング能力はカトウゼミの学習成果って案は。 あんな二人でも、エースパイロットだというふれこみなので、私はそれを信じ、知識がなければ能力は使えないということで、キラが瞬時に調節出来たのは、恩師カトウ教授から局地におけるプログラム変更の授業をみっちり受けていた下地があったからという案を提唱したいと思います。 カトウ教授のラボには、2足歩行のロボットがしっかりと置かれていましたし。キラはカトウ教授から大量の課題をちょうだいして、凄いスピードでこなしていましたからね。戦争が始まるまで毎日びっちりとしごかれていたのではないでしょうか。 それに民間人の学生さんがいきなりブリッジの仕事与えられても、困らずこなしているのは、工業カレッジ出身だからでしょう? 気がついていましたか?機械オタクはなにもアスランだけの専売特許じゃないんですよ!アスランの場合はだた変質的なので目立つだけです。 ところでアスランは、何もわからぬナチュラルどもがこんなものを作り出すから…とガンダムの製作が強硬派のさらなる台頭を招き、戦争を拡大する要因になったことに憤っていましたが、カトウ教授自身はガンダム製作をどうとらえていたのでしょう。 いったい私はいつまでカトウ教授ネタをひっぱればいいのでしょうか、そろそろサーチエンジンの登録をアスラン中心からカトウ教授中心に変更したほうがいいんじゃないかと思いますが、なんせ肝心のアスランが登場しないので仕方がありません。 ▼ カトウ教授って誰?というあなたは■17話〜20話コラムへ。 ●バスターガンダムは大地に立てるか? モビルスーツというのは2足または4足の装脚型の起動兵器のことです。起動兵器っていうからには、ごろりと横になっているわけにはいきませんから、もちろん2本の足で立つ必要があります。しかし、これ、実に不安定な姿勢です。 2足歩行のロボットを現実に見ることはなくとも、それがどんなに不安定で、立っていることすら覚束ないのは、何とか分の一スケールのプラモを作ってみればすぐにわかります。少しの衝撃で簡単に倒れちゃいます。 人間がちょっとぐらついたぐらいで倒れないのは、脊髄反射によって体の傾きを察知し、全身の間接を移動して重心を取り戻しているからです。ロボットを立たせておくには同じ働きをするセンサーと制御装置が必要です。そろそろブラウザの戻るに手が伸びるころ。 その技術を取り組んでつくったのがホンダ技研が開発したヒューマノイドロボット ホンダP3。 97年に製作されたこのロボットは、画期的と賞賛されたものの、歩行速度はたったの2キロメートル、階段の上り下りがやっと、転んでしまったら自力で起き上がることも出来ません。おまけに内臓バッテリーで動けるのは15分だけです。 しかし、そんなP3も立っていることは出来ます。私は実際に自立しているP3を見たことがありますが、彼は安定した姿勢でずっと立ちつづけていました。 朝見たときもビックサイトのホンダのブースに立っていましたが、夕方見たときもやっぱり立っていました。彼は冷房の風で倒れたりしませんでした。中にヒトが入っているのかなと、ためしに話かけてみましたが、返事はありませんでした。背中にファスナーがあるのかなと後ろに回りこんだりもしましたが、それらしきものもみつかりませんでした。正真正銘自立する2足歩行型ロボットでした。 現在の技術でも2足歩行のロボットが自立することは可能のようです。 背筋を伸ばして直立するホンダASIMOなんて、うっかり絶影@スクライドと見間違えそうになりました。 では、ガンダム世界のモビルスーツはどうなのでしょう。 バスターガンダムを例にとってみます。
バスターガンダムは全長18.86mで、質量84.2t。足のサイズは正確な資料がないので、当て推量ですが、4mぐらいでしょうか?無理やり人間相当に置き換えてみると身長188p、堂々とした立派な体格です。で、足のサイズが40p。デカイ。ジャイアント馬場よりデカイ。バスターの足のサイズは16文どころじゃすまない大きさです。 でも体重を支える面が狭いのは転倒の一番の原因だから、このくらいはあったほうがいいのでしょうか。転倒を避けたければ戦車のようにひらべったい形のほうが安定感がでるので、低くて面積が広いほうがいいハズ。陸上自衛隊の90式戦車も全長9.8mに対して全高は2.3mだし。 バスターガンダムは太ももよりふくらはぎのほうが太く、重心が低いどっしりとした体型です。これなら、起動していない状態で立たせておいても、倒れなさそうに思えますが、どうなんでしょう?専門的なことはさっぱりなのですが。 そういえばどこかでファーストガンダムは胸を重量の4分の1の力で押されると倒れるというのを聞いたことがありました。ファーストに登場したガンダムRX-78は全長18mで質量が43.3t。なのでもしこれが正しいとすると、RX-78は10t弱の力で押されると転倒っていうわけですか。 バスターは身長とスタイルはRX-78と同じですが、質量は2倍です。この重さは歴代ガンダムの中でもトップクラスに入ります。10tを切るMSも多い中で、バスターは80t以上もあり、まさにヘビー級です。 これだけ重量があるバスターなら、ちょっと小突いたぐらいじゃ倒れなさそうです。家の前に止めておいても強風注意報が発令されていない日なら、大丈夫そうですが、どうなんでしょう?だから専門的なことはわからないって。 そこで現実世界に戻ってホンダP3と比べることにしました。 P3と同程度なら倒れないとみてもいいということで。 P3は身長160p、体重130kg。うわ、ちびっこくって重い。同じ身長におきかえたら、RX-78の重量なんてこの4分の1もありません。横綱クラスの重さを誇るバスターだって、2分の1以下です。モビルスーツって軽いんだ。こんなに軽量化が進むとは技術の進歩は凄いなぁ。 でもちょっと待てよ、モビルスーツって本当に軽いのかな? 今度は自衛隊機を調べてみました。戦闘機と比較してみましょう。 おお、ちょうどいいのがあります。自衛隊機のF14戦闘機。全長が18.87mでバスターと1pしか違いません。 で全質量が29t。 え?29t? ロッキード・マーティンF117Aにいたっては、全長20mで全総重量がたったの24t。 24t? バスターって84.2tもあるのだけれど…。 この重量ではガンダムは空を飛べませんね! いや重さ以前に、空気抵抗を減らすということを全然考えておらず、揚力を生み出す構造がどこにもない人型ロボットがどうやったら飛べるんだ。プロペラやローターもついていないし。どうやって揚力を生み出すんだ。 でも本日の議題は「ガンダムは飛行可能か?」ではなくて、あくまでも「モビルスーツが家の前に止まっているのってどうなんでしょう?」なので、飛べる飛べないは関係ないのでーす☆ で、私はすっかりわすれていたのですが、バスターは背中にガンランチャーとライフルをしょっているじゃありませんか。それも特大サイズです。膝下まである長い長いライフルを2本。いくら安定したボディーでもあんな長モノ背中に装着していたら…。 ダメじゃん!後ろに倒れる。 仰向けにひっくり返ったモビルスーツなんて、情けないことこの上ないです。トホホな状態です。どうせ倒れるんだったら、せめてサイ・アーガイルがやったように、前方向に倒れて下さい。倒れるときは前のめリだ!意地があんだろ男の子には!そんなわけでモビルスーツというのは、倒れやすいのでしょうか? だから、そういうことは専門家に聞いて下さい。 <結論> モビルスーツを家の前に止めておくのは、やめておいたほうが無難。 ※科学的根拠は全くありません。MSのことは何もわかりません。 ◆さ〜て来週のSEEDは♪ 「ディアッカです。最近前線勤務で趣味の日本舞踊の稽古に通えないので、扇の代わりにガンランチャーを持って艶やかにトリガーを引くのを楽しみにしています。次回足つきは海に行くらしいぜ。ストライクのパイロット洋上ライフをお届けしようじゃないの。来週のSEEDは『洋上の若大将キラ』『フレイちゃん、つわりにご用心』『船乗りノイマンさん』の3本立てなわけ。ま、ナチュラルなんてマヌケなもんだ。お楽しみに☆ |
03/03/01